
高尾紳路が厳選した定石集。盤面全体な配石を見ながら問題を解くことで「大局観が身につく」まったく新しい定石の問題集です。
本書の特徴
●定石の意味と正しい手順を丁寧に解説!
●「定石のあと」の打ち方がわかる!
●正しい形が自然と身につく!序盤が楽に!
実戦に頻出する簡明な定石を選びました。
監修:高尾 紳路
サイズ:新書変型 ページ数:288
ISBN 978-4-262-10478-2
【目次】
第1章 星の定石
定石1〜定石16
第2章 小目の定石
定石17〜定石29
第3章 目外し・高目・三々
定石30〜定石38
〜メッセージ〜
◆監修者 高尾紳路九段より(はじめにより引用)
囲碁における「定石」とは、江戸時代から先人たちが 工夫を積み重ねてできた、「手順のセット」のことです。お互いに手順通りに打てば「互角の分かれ」となります。碁盤は広いので、最初から一手一手考えて打つのはたいへんで、誰でもはじめは途方に暮れることでしょう。ところが、定石を身につけておくと自然にいい手、 正しい形が打て、序盤が楽に、うまく打てるようになります。ただし定石は、丸暗記してその通り打てばいい、 というものではありません。盤面全体の石の配置を見ながら、どの定石を選ぶのが適切か、を判断する力も必要になります。
そこで本書は、よくある「定石の解説本」にとどまらず、「盤面全体」を使った「問題形式」で定石を取り上げることにしました。これにより、誰もが大局観が身につく、画期的な問題集となっています。